PKUの外食事情。
フェニルケトン尿症(PKU)にとって、外食はなかなかにハードルの高いものかと思います。
皆さんお家ではいろいろ工夫してお料理されていると思いますが、それでもどうしても外出先で食事をとらないといけない場面、もあると思います。
PKUのお子さんはもちろん、大きくなって成人していくとそういった場面も増えてくるので、攻略は必須なテーマと言えるかもしれません。
先にブログ記事でも書いたように医療用ミルクの問題がある上に、この食事に関しても外食では皆さん苦労されているのではないでしょうか。
まず、外食のお店にそもそもたんぱく質の低いメニューが少ない、ということ。
そして、メニューに栄養成分表示があるところもまだまだ多くはない、ということ。
さらには、おかずはなんとかなってもご飯がふつうのお米だとたんぱく質が高い、ということ…。
お店によっては事情を説明すれば低たんぱく米をレンジで温めてくれるところも無くはないですが、毎回説明するのも、説明して断られてしまうのもツラいものです、。
それでもサラダやフライドポテトなんかは比較的外食でも食べられるメニューかもしれませんが、これもまた要注意だったりします。
特にポテト、これはカット加工の仕方や味付けによってたんぱく質量がかなり変わってくるので、頭の中で概算して食べたとしても、後で誤差が出てきたり…。
あとは中華屋さんの肉野菜炒めのように、一見お肉をよければ食べられそうなものでも、使われている調味料が低たんぱくなものではないので、これも誤差が生じます、。
そもそもよけたお肉を食べてくれる人がいないと厳しいので、一人での外食時は選びにくいかもしれません。
きっと、ここに挙げた問題以外にもたくさんの外食にまつわる問題があると思います。
それでも外出や旅行など、外で食事をとらなければならない場面がある以上これもまた皆さん様々な工夫・苦労をして攻略していっているのかな、と思います。
私のパートナーも通院などのひとりでの外出時、それから職場でのお弁当なども相当苦労しているのを見ているので、是非皆さんの知恵もお借りしたいな、と思うのでした。
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